青森県/八戸の工場夜景(4)
北東北最大の工業都市として知られる八戸市。東北全体で比較しても工場夜景のスケール感はナンバーワン。工場の種類が多くて、個性が感じられる。
北東北最大の工業都市として知られる八戸市。東北全体で比較しても工場夜景のスケール感はナンバーワン。工場の種類が多くて、個性が感じられる。
八戸市は太平洋に面する中核市で、人口は約22万8千人(2017年時点)。古くから工業が栄えており、セメント工場・金属工場・製紙工場など様々な工場が立地している。工場夜景はもちろん、街を見下ろす夜景も美しく、撮影にも観賞にもおすすめできるエリアである。
八戸工場大学八戸市の工場夜景は発電所・セメント工場・金属工場などバリエーションが豊富だが、間近で工場を眺められる場所は限られる。遠くから撮る前提で70mm~(35mm判換算)の望遠ズームレンズを持参すると使い勝手が良い。
館鼻公園の中にはグレットタワーみなとと呼ばれる展望台があり、八戸市内を一望できる。トワイライトタイムはここから撮影を始めるのも良さそうだ。
八戸市:館鼻公園八戸セメントのプラントはクリスマスなど限られた時期にライトアップされる。過去には、八戸出身である伊調馨選手のオリンピック4連覇を祝ってライトアップされたこともあったようだ。
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詳細はこちら八戸市内は比較的坂が少なく、道幅も十分にあるので車で訪問しやすい。東京方面から公共交通機関で訪問するなら、東北新幹線または羽田空港から三沢空港行きの飛行機に乗ると良い。
A:工場夜景スポットは最寄り駅から離れている場所が多く、駐車場が整った場所も多いので、車移動が基本。JR八戸駅・本八戸駅周辺にレンタカー店が多いので、新幹線や在来線で訪問した際は利用を検討しても良いだろう。
A:いずれの工場夜景スポットも最寄り駅から離れているため、電車だけでの訪問はやや困難。
A:ほとんどの工場夜景スポット付近に路線バスの停留所があるが、路線バスで訪問する際は夜間の運行時間に気をつけて欲しい。
A:定期運行の工場夜景クルージングは無いようだが、過去に遊覧船を利用した工場夜景撮影ツアーが行われていた模様。
無料開放された展望台「グレットタワーみなと」がある高台の公園。公園内からは対岸のタンク群や、八戸火力発電所などの工場夜景が撮影できます。
フェリーターミナルに隣接する緑地。飼料穀物コンビナートや石油タンクを中心とした工場が見渡せ、八戸でしか見られない独特の工場夜景が楽しめます。
対岸のセメント工場を撮影できる河川敷の遊歩道。NSPタワーはイベント時など期間限定でライトアップが楽しめるようです。
平成18年12月に全面供用された開放感ある公園で、対岸の金属工場を中心とした工場夜景が撮影できます。市街地からアクセスが良く、初心者でも訪問しやすい場所です。