茨城県/神栖市・鹿島市の工場夜景(12)
茨城県下最大の鹿島臨海工業地帯。製鉄所・製油所・化学工場などが立地しており、神栖市側を中心に工場夜景が楽しめるスポットが点在している。都心からの訪問は2時間程度かかるが、工場夜景を目的に訪れるファンも少なくない。
茨城県下最大の鹿島臨海工業地帯。製鉄所・製油所・化学工場などが立地しており、神栖市側を中心に工場夜景が楽しめるスポットが点在している。都心からの訪問は2時間程度かかるが、工場夜景を目的に訪れるファンも少なくない。
近年、工場夜景ファンの間で注目されつつある鹿島臨海工業地帯。神栖市と鹿嶋市にまたがる大規模な工業地帯には鹿嶋市側には製鉄所、神栖市側には製油所や化学工場が立地し、特に神栖市側からは迫力ある工場夜景が楽しめる。他のエリアと同様に道路からの観賞がメインとなるが、公園も整備されていて、比較的安全な場所から工場夜景が楽しめるはずだ。 なお、千葉県の銚子市内からもアクセスが良いため、銚子で観光(飯岡刑部岬・銚子ポートタワーからの夜景もおすすめ)した後に工場夜景観光を楽しみ、そのまま潮来ICから東関東自動車道に乗って帰路に着くコースもおすすめ。
他の工場夜景エリアに比べてロケーションのバリエーションが多く、工場との距離も場所によって様々。工場全体を見渡せる砂山都市緑地公園や港公園展望塔は広角レンズが活かせ、鹿島石油付近の公道からは望遠レンズが活かせる。車の光跡を入れる場合は標準レンズが活かせるので、きっと撮影に夢中になるはずだ。
工場夜景は全シーズンを通して楽しめるが、港公園展望塔は17時閉館のため、冬のごく限られた時期しか夜景が観賞できない。工場を間近に360度の絶景が見渡せるので、機会があれば是非足を運んでみて欲しい。
神栖市・港公園(港公園展望塔)夜景写真を撮ったことがないあなたでも、夜景の美しい写真が撮れる! プロの夜景写真家が、 息を呑むほどきれいな夕景・夜景写真の撮り方を基礎から応用まで徹底的に解説。工場夜景の撮り方もしっかりレクチャー。 全国の撮影スポットやRAW現像もたっぷりご紹介。
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詳細はこちら川崎や横浜の都心に比べるとアクセス方法は非常に限りがあり、事実上乗用車以外でのアクセスは無理だと思っていい。都心からは東関東自動車道(最寄りは潮来IC)を経由して1時間30分~2時間程度かかる。
A:鉄道・路線バスいずれもアクセスが困難なため、乗用車での訪問がベスト。ただし、公道の工場夜景スポットは駐車場がないため、車を停める際は周囲の迷惑にならないよう最大限配慮したい。
A:神栖市には貨物専用の鉄道が通っているが旅客駅は存在せず、鹿島市側の工業地帯も鉄道ではアクセスできないため、電車でのアクセスは困難。
A:関東鉄道が路線バスを運行しているが、工業地帯を運行していないため、バスでのアクセスは困難。
A:過去に旅行会社が工場夜景撮影バスツアーを開催していたようだが、近年はツアーが実施されていないようだ。
A:鹿島港内一周見学船(ユーリカ号)が運航しているが、基本的に土日祝の日中に限られている。2015年3月に「かみす工場萌え 夜景ナイトツアー」が開催されているが、定期的な工場夜景クルージングは実施していない模様。ただし、JTB関東が将来的にツアーを企画する可能性はあるようだ。
A:神栖市内の工業地帯にはJR鹿島線「鹿島神宮駅」から25~30分程度でアクセスできるが、付近はタクシーの通行が少ないため、帰りのタクシーを確保することを考えるとコストが高いのであまりおすすめできない。
鹿島石油の製油プラントを最も間近に見渡せる道路。プラチナ色に輝く工場夜景の美しさに誰もが感動させられます。
時期限定で360度の工場夜景が見渡せる展望塔で知られる海沿いの公園。対岸の新日鐵住金の製鉄所、鹿島石油のタンク群が見渡せます。
津波避難場所として整備された高台の公園。展望広場からは化学工場や発電所を中心とした大パノラマが広がります。鹿島臨海工業地帯の代表的な工場夜景スポットと言えます。
時期は限定されますが、鹿島臨海工業地帯を360度見渡せる絶好のロケーション。撮影は時間との勝負ですが、工場夜景ファンなら一度は見ておきたいほどの絶景が楽し...
鹿島臨海工業地帯のコンビナートの間近にある広大な公園。公園内から化学工場・製油所・発電所などの工場が見渡せます。
対岸の神栖市側にある火力発電所や化学工場を見渡せる道路。オレンジ色に輝く鹿島電解の明かりが特徴的です。
鹿島石油のプラチナ色に輝く製油プラントを正面から撮影できる歩道。タイミングが良ければ往来する車の光跡を入れられます。
鹿島南共同発電(株)鹿島発電所のプラントや煙突を、歩道から間近に撮影できます。周囲が明るく、比較的雰囲気も良い場所です。
対岸の神栖市にある製油所や発電所を見渡せる道路。工場だけを写すなら望遠レンズが必須です。
神之池周辺一帯に広がる公園。神之池を挟んで、対岸の化学工場を見渡せます。光量は控えめですが、水面に反射した光が美しさを増しています。
アンモニア処理場が近くにあることから名付けられた岸壁。 普段は釣り人で賑わいますが、遠くに見える化学工場や鉄塔を撮影できます。
神栖市内にある他の化学工場のように光り輝くプラントはありませんが、ガントリークレーンやベルトコンベアーを見渡せます。