兵庫県/姫路の工場夜景(9)
関西圏でも有数の工業地帯で、特に化学工場が集中している。工場を眺められる公園や橋があり、アクセスの良さも考慮すると関西で最も工場夜景撮影が楽しめるエリアだ。
関西圏でも有数の工業地帯で、特に化学工場が集中している。工場を眺められる公園や橋があり、アクセスの良さも考慮すると関西で最も工場夜景撮影が楽しめるエリアだ。
播磨臨海工業地帯の中心となる姫路市は関西(2府4県)の中で最も工場夜景が充実したエリアと言える。関西では尼崎市も有名だが、公園や駐車場などの整備が不十分で、個人での訪問はややハードルが高い。姫路市は「網干なぎさ公園」を筆頭に網干臨海大橋、エコパークあぼしあなど観賞も撮影の楽しめるスポットが充実している。また、街の夜景もきれいなので、工場夜景と合わせて楽しむのも良いだろう。
工場夜景が見渡せる場所が多数あるが、いずれの場所も工場とは距離があり、望遠レンズが欠かせない。以前は日本触媒の前から化学プラントが見えたが、現在はバリケードのようなものができて、全体が見えなくなっている。
工場夜景を楽しむ環境は比較的整っているが、代表的な網干なぎさ公園は街灯が少なく、真っ暗な場所が多いため、懐中電灯が欠かせない。
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詳細はこちら新幹線であれば姫路駅からレンタカーを借りての訪問が最もスムーズ。山陽電鉄網干線の方が工場には近いが、レンタカー店が少ないので訪問時は要注意。
A:工業地帯が最寄り駅から離れているので、車でのアクセスが無難。網干なぎさ公園やエコパークあぼしは駐車場が用意されている。
A:工業地帯と最寄り駅が離れているため、電車だけでのアクセスは困難。
A:工業地帯向けの路線バスは充実しているが、夜景スポットは距離が離れているので、路線バスでの訪問は不向き。
A:旅行会社が不定期に工場夜景バスツアーを開催しているようだが、近年はツアー開催頻度が落ちている模様。
網干高校の南に位置する網干なぎさ公園からはダイセル化学工業方面を中心とした工場夜景を撮影でき、姫路の代表的な工場夜景スポットとして知られています。
エコパークあぼしの芝生広場には見晴らしの丘があり、一段高い場所からダイセル化学工業の工場夜景を撮影できます。
網干臨海大橋の歩道からは日本触媒を中心とした工場夜景を撮影できます。歩道の位置によって構図が変わってきます。
エコパークあぼしの北側にある海岸沿いの道路からダイセル化学工業の工場夜景を撮影できます。水面に反射する明かりが良いアクセントになります。
対岸の光輝く化学系プラントや製鉄所を撮影できる穴場スポット。車から降りてすぐに工場夜景が見渡せる手軽さも魅力。
工業地帯の一角に整備された緑地公園。ガントリークレーンや製鉄所を中心とした夜景が撮影できます。
姫路市の工場夜景ツアーのコースにも組み込まれていたことがあり、日本触媒のプラントを間近で見渡せます。
火力発電所の工場夜景を撮影できる橋の歩道。光量はさほどありませんが、訪問者はほとんどいない穴場スポットです。