北海道/苫小牧の工場夜景(6)
北海道最大の工業都市。製油所・製紙工場・自動車工場などが立地し、フェリー航路も充実していて、札幌・新千歳からも好アクセス。工業が栄えているためか、人口以上に光量が多く感じられる。工場夜景を中心に街の夜景が楽しめる展望台もある。
北海道最大の工業都市。製油所・製紙工場・自動車工場などが立地し、フェリー航路も充実していて、札幌・新千歳からも好アクセス。工業が栄えているためか、人口以上に光量が多く感じられる。工場夜景を中心に街の夜景が楽しめる展望台もある。
室蘭と並んで「北海道二大工場夜景」と称されるほど、工業が栄えているエリア。苫小牧市内には道内で唯一製油所が立地し、煌びやかな工場夜景が楽しめる。人口は約17万2千人(2015年時点)と室蘭市の2倍ほどあり、工場が多いため、人口規模以上に光量が多い印象がある。被写体は製紙工場や製油所が中心で、JR苫小牧駅周辺の線路沿いの歩道や晴海公園などが撮影スポットとして有名。ただし、室蘭市に比べて夜景スポットの情報が少ないため、訪問前に下調べが必要。なお、ホテルからも夜景を楽しむなら「グランドホテルニュー王子」がおすすめ。
とまこまい産業観光GUIDEJR苫小牧駅から徒歩圏に王子製紙苫小牧工場がある。工場沿いの歩道から迫力ある煙突を撮影できるが、工場との距離がとても近いので広角レンズや魚眼レンズが欠かせない。なお、線路の北側の歩道からは電車の光跡も一緒に写せる。電車が通過するタイミングは時刻表をチェックしておこう。
苫小牧駅時刻表(えきから時刻表)製紙工場と並んで製油所も人気の被写体。製油所の撮影スポットとして人気があるのが、晴海公園や真砂町の公道だが、いずれの場所も製油所から少し距離があるので、望遠レンズが欠かせない。
道南では珍しく、無料で入場できる展望施設がある。緑ヶ丘公園展望台からは眼下に苫小牧市街地の明かりが見渡せるが、室内からの撮影となるので写り込み対策は欠かせない。展望台は営業時間も限られているので、トワイライトタイムを展望台で撮影するのも良いだろう。
苫小牧市 緑ヶ丘公園夜景写真を撮ったことがないあなたでも、夜景の美しい写真が撮れる! プロの夜景写真家が、 息を呑むほどきれいな夕景・夜景写真の撮り方を基礎から応用まで徹底的に解説。工場夜景の撮り方もしっかりレクチャー。 全国の撮影スポットやRAW現像もたっぷりご紹介。
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詳細はこちら新千歳空港からはJRかバスでアクセスできる。JRだと40分ぐらいで移動できるが、バスの方が1時間以上かかる半面、料金が安い。
A:苫小牧市内の夜景スポットは最寄り駅から離れた場所が多く、車移動が最も現実的。JR苫小牧駅や幹線道路沿いにレンタカー店が多い。
A:王子製紙の工場夜景だけを撮るならJR苫小牧駅からアクセスできるが、他の夜景スポットはいずれも最寄り駅から離れすぎていて、電車でのアクセスは困難。
A:市内全体をまんべんなく運行しているが、真砂町方面などは路線バスが運行していないため、電車と同様、路線バスでのアクセスも難しいと思った方が良いだろう。
A:定期的な夜景観光ツアーは企画されていないようだが、2016年8月には花火&産業夜景鑑賞バスツアーが企画されていたようだ。
苫小牧港のフェリーターミナルの西隣にある整備された公園で、対岸の製油所を中心とした工場夜景が撮影できます。
対岸の真砂町の工場夜景が一望できる公園。工場と距離はありますが、撮影にもおすすめ。望遠レンズを必ず持参しましょう。
石炭工場の手前の道路がビューポイント。石炭の間から見える工場の明かりが幻想的です。
製油所を最も間近で見られるエリア。その迫力は恐らく道内最大級。川崎や四日市に迫るスケールです。
JRの線路を挟んで両側の歩道から王子製紙を中心とした工場夜景を撮影できます。
北ふ頭の再開発によって生まれた公園で開放感があり、夜間はフットライトで照らされ、ゆったりと夜景が楽しめる雰囲気です。